ふるさと内科コラム
ふるさと内科コラム
2025.01.05
1月4日(土)の診療を振り返り
1月4日(土)の2025年初診療の日には、120名を超える患者様に来院いただきました。診察開始と共に、受付には長蛇の列。鳴り続ける電話。受付終了時刻までに、来院された方すべの患者様を診察し終えたのは、16時になろうかとしている頃でした。想像をはるかに超える、受診希望の方がいらっしゃいました。
〇「待ち時間が長すぎる」とのことで、途中、受診をお断りになられた方
〇 車が駐車場に止められないと、連絡をくださった方々
〇 クリニックに入るために渋滞になった外の道路
〇 待ち時間を確認し、何度もクリニックに足を運んでくださった方々
〇 待ち時間が3時間以上になってしまった方々
〇 前日までに診療予約をされていらっしゃるにもかかわらず待ち時間を了承してくださった方
〇 年末年始「水分がとれているなら家で様子を見て」と言われていて、やっと受診出来て安心できたとおっしゃられた方
私たちはたくさんの方々から、お叱りの言葉も励ましの言葉もいただきました。
土曜日の診療終了後、院長とスタッフはその日を振り返り、いかにこのインフルエンザやコロナの患者様が増えている中で診察していくのがよいかを話し合いました。
院長の思いとして、「患者様を断りたくない。」というのは、一番に強くある思いです。それを優先すると現在のインフルエンザ、コロナの患者様の急激な増加傾向からは、待ち時間が出てくることは否めないのではないか・・・。
「待っていただけるのならば、診療は行う。」
でも、「事前に予約されている患者様の診察時間は大切にしたい。」
当院スタッフ一同、何をどうすれば患者様みなさまに満足が行く診療ができるのか、どれだけ話し合っても明確な答えを出し切るには至りませんでした。
明日からの診療も、「受付時間内にいらっしゃった患者様は、待っていただけるならば、受診をお断りはしない。」この思いのもと感染対策を行い(混雑状況によって、車でお待ちいただきベルで診察前に院内に来ていただく対応など)、患者様に対して、医師、看護師、検査技師、事務それぞれのポジションで誠実にできることを考えて一丸となって診療を行います。
来院される方々が元気になって、学校や職場で、日常生活を送ることができることを願って・・・・・・。