クリニック案内
検査・治療機器
CT検査
X線を用いて人体の輪切り画像をコンピューターによって再構成する装置です。
患者さんには仰向けに横になっていただき、5分くらいで終わります。
痛い検査ではありません。
頭部、胸部、腹部を中心に一般のレントゲンでは得ることの出来ない詳細な体内の情報を得ることができます。特に肺がんや肺炎の診断、頭痛時の脳出血の有無、腹痛時の原因検索では非常に有用です。
当院では造影剤を使用しない単純CT検査のみを実施しています。
単純CTで見つかる病気
- 脳出血(くも膜下出血・脳内出血・頭部外傷など)
- 肺がんの早期発見、肺炎の診断など
- 動脈硬化、大動脈瘤の発見や経過観察など
当日に結果が出る血液検査
院内で血算、生化学、CRP、NT-pro-BNP、Dダイマー、トロポニンT、HbA1c、血糖、FT4、TSH、PT-INRの検査ができます。
感染症の状態を確認したり、肝機能・腎機能・脱水や貧血、糖尿病、甲状腺の状態を知ったりするのにとても役立ちます。
緊急時の急性心筋梗塞や血栓塞栓症、心不全の血液検査も院内で可能です。
いずれも10分~30分程度で結果を知ることができます。
- セルタックα
MEK-6500 - ドライケム
4000i - コバス
h232プラス - DCA
バンテージ - FREND
- コアグ
チェック
1滴の血液でできるアレルギー検査 (ドロップスクリーン)
わずか1滴の指先採血にて、アレルギー41項目を約30分で検査可能です。
痛みが少なく、比較的迅速に検査ができますので、特に小さいお子さんのアレルギー検査に向いていると思います。
費用は3割負担の方で約5000円です(別途診察代がかかります)。
希望される方は、事前にご予約の上、ご来院ください。
多項目PCR検査
スポットファイア
鼻咽頭拭い液にて、約20分で15項目の病原体をPCR検査出来る機器です。
以下の項目が同時に測定できますが、PCR機器であり高感度なため微量な病原体も検出するので、検査の必要性に関しては医師の判断となります。
当院での検査基準
- 3日以上熱や咳が続き、原因がわからないとき
- 本人または周囲に免疫不全の方がいて、原因究明が重要なとき
- その他、特別な事情で、早期に原因が知りたいとき
検出される病原体
- 新型コロナウイルス
- 季節性コロナウイルス
- インフルエンザA / H1
- インフルエンザA / H3
- インフルエンザB
- パラインフルエンザウイルス
- ヒトメタニューモウイルス
- アデノウイルス
- RSウイルス
- ヒトライノウイルス
- エンテロウイルス
- マイコプラズマ・ニューモニエ
- クラミジア・ニューモニエ
- 百日咳
- パラ百日咳
呼気中一酸化窒素濃度
(FeNO)検査
気管支喘息をモニタリングする機器です。
呼気(吐いた息)の中の一酸化窒素濃度(FeNO)を測定することにより、早ければ約2分で測定できます。
喘息により気道に好酸球性の炎症が起きると気道の細胞で一酸化窒素(NO)を作る酵素が増加します。その結果、吐いた息から一酸化窒素(NO)が多く検出されます。子どもでも可能です(だいたい、小学生以上)。
風邪をひいた後に咳が長く続く方、夜間や起床時に咳が多い方などにとても有用な検査です。
24時間ホルター心電図
動悸や脈が飛ぶなどの症状があるけど、心電図をとっても異常がわからない方への検査です。携帯用の小型心電計を用いて、長時間(24時間)に渡り心電図を記録し、解析することで、不整脈や狭心症を診断する検査です。
装着しながらでもお仕事可能です。また、当院の機器は防水機能付きのため、装着時もシャワー浴可能です。
なるべくお仕事や学校を休まなくてすむように、受診日当日に装着し、返却は屋外の返却ボックスへ、診療時間外も返却可能なようにしています。
その他の検査
- レントゲン検査
- X線をあて、主に肺や心臓、周辺臓器の異常がないか検査します。骨密度も測定できます。
- 超音波検査
- 当院では心エコー、腹部エコー、頸動脈エコー、甲状腺エコー、下肢血管エコーを行っています。要予約です。
- 心電図
- 心電図検査を行い、不整脈や狭心症などの疾患をみつけます。在宅でも検査出来るように、持ち運び可能な機器とあわせて2台あります。
- 睡眠時無呼吸検査
- いびきや日中の眠気が強い方に、自宅で機器を装着して寝てもらうことで、睡眠中にどの程度息がとまっているか評価します。無呼吸回数が多い方は、治療を相談します。
- 酸素濃度測定
- 入浴中や夜間に呼吸苦症状がある方、心臓や肺に病気がある方が、自宅で機器を装着して生活してもらうことで、体の中の酸素が低くなっていないか、継続記録して調べます。
- 呼吸機能検査
- 肺機能を詳細に調べる機器です。肺活量や最大換気量、フローボリュームを調べ、詳細な肺疾患の診断に役立てます
- 聴力検査
- 主に健診にて、簡単な聴力の測定を行います。
- 視力検査
- 主に健診にて、簡単な視力の測定を行います。
- AI搭載インフルエンザ検査機器
- インフルエンザをAI解析にて検査する機器です。鼻を拭わずに、咽頭を撮影した画像と問診を組み合わせ、発熱早期においては抗原検査より高感度に検査できます。
- インフルエンザ 高感度検査装置
- 発熱早期にインフルエンザを疑う時、一般の抗原検査と比較してウイルスや細菌を高感度に検出できる機器です。
- 除細動器
- 命に影響を与える不整脈や、不整脈による胸痛や心不全増悪の際に、救命・治療を行います。意識がある時に行う際は、鎮静薬を使用します。
血圧脈波検査装置
四肢の血圧を同時に測定し、CAVI(血管の硬さ)ABI(血管の詰まり)、血管年齢を測定します。
動脈硬化の評価の1つとして、簡便でわかりやすい検査です。
ペースメーカーチェック
外来でいつでもペースメーカーチェックができます。
※チェックできるのは、メドトロニック社製品限定です。
ベッドサイドモニタ
緊急時の血圧や不整脈、脈拍などのバイタルサインのモニタリングに使用する他、
起立性低血圧を疑い、間欠的に血圧を測定する時に使用します。